
「エレアコ」って何?アコギとどう違うの?最初に買うならどっちがいいの?
そんな疑問に、この記事でお答えします。
「どちらでも、好きな方を買えばよい」というのが大前提ですが、すでに心に決めたギターがある方も、まだ迷っている方も、もう手元にある方も、ぜひ参考にしてみてください。
「エレアコ」はヤマハ株式会社の登録商標(登録番号5934324および6007833)です。一般名称として広く定着しているため問題なく使われていますが、正式名称は「エレクトリック・アコースティックギター」となります。

アコースティック(acoustic)とは、「電気を使わない」という意味です。弦そのものの振動音は小さいのですが、ボディが共鳴することで豊かな音量を生み出しています。
この観点では、鉄弦ギターもナイロン弦のクラシックギターも、電気に頼らないすべてのギターがアコースティックギターです。
ただし、それでは混乱しやすいため、現在では鉄弦ギターを「アコギ」、ナイロン弦ギターを「クラギ」または「ガット」と呼び分けるのが一般的です。
ライブでは本体にマイクを向けて音を拾います。弾き語りやデュオといった小編成のアンサンブルには対応できますが、音量の大きいロックバンドでの使用には向いていません。
対義語は電気を使うという意味の「エレクトリック(electric)」。エレキギターが登場するまではアコギしかなかったため、当時は単に「ギター」と呼ばれていました。

「エレアコ」とは、ピックアップ(マイク)を内蔵し、アンプやスピーカーから音を出せるようにしたギターです。
ケーブルを接続しなければ通常のアコギとして使えるため、1本で生音とアンプサウンドの両方に対応できるのが最大の特徴です。
エレアコはあくまで「アコギの音をスピーカーで増幅するギター」であり、まったく異なる音作りを行う「エレキギター」とは別物です。
ギターからスピーカーに直接音を送れるため、ロックバンドでも使用できます。
またマイクに向かって演奏する必要がないので、ステージ上を自由に動き回れるのも利点です。
エレアコをアンプに繋いだときの音は、生音とはかなり異なります。これはピックアップの種類によって大きく変わります。
一般的に搭載されているピックアップには3種類あります。

エレアコにはプリアンプ(音量・音質を調整する回路)が内蔵されており、イコライザーで音のバランスを整えたり、チューナーを内蔵していたりするモデルも多数あります。
さらに外部エフェクターやDIボックスを使えば、より幅広い音作りが可能です。
「エレアコにしたら生音が変わってしまう?」と心配される方もいますが、ケーブルを繋がなければ普通のアコギとして使えるため、日常の練習には影響しません。
そう思いたくなりますが、話はそれほど単純ではありません。
ステージに立つ予定がある人にはエレアコがおすすめです。しかし今のところその予定がない人にはどうでしょうか。
「将来的にはどうなるか分からない」という不確定な未来まで織り込む必要があるのかも、少し立ち止まって考えてみましょう。
以下では、エレアコとアコギの具体的な違いを整理していきます。
エレアコにはピックアップが搭載される
まず注意すべき点は「価格」です。エレアコに搭載される電気部品は数千円〜数万円と幅広く、取り付けの工賃も価格に上乗せされます。
同じグレードのギターなら、電気部品がある分だけエレアコのほうが割高です。逆に同じ価格帯で比べると、電気部品にコストが回る分、ギター本体のクオリティはアコギに軍配が上がる場合があります。
予算が限られていて「とにかく音の良いギターを」と考えるなら、アコギのほうが有利かもしれません。
また、ピックアップは後付けも可能です。
最初はアコギとして使い始め、必要が出てきたタイミングでエレアコ仕様にアップグレードできます。
ギター本体の加工が不要なタイプも存在するため、大切な楽器に穴を開けることなく対応できます。
一言で「エレアコ」と言っても、
という2種類があります。
アコギは生音の質で勝負する楽器のため、ボディ設計も音響面が最優先です。一方エレアコは、スピーカーを通した音で評価されるため、生音の純粋さにこだわりすぎなくてもよいのです。
最初からエレアコとして設計されたモデルでは、スリムなネック、コンパクトなボディ、薄いボディ厚など、「多少の生音を犠牲にしてでも弾きやすさを優先する」設計が採用されやすくなります。
こちらも、エレアコ専用設計のモデルに見られる特徴です。
大音量のステージで使うエレアコが最も警戒するのは「ハウリング」です。
響きの豊かなギターは、ステージ上の大きな音に共鳴して「ピーッ!」というフィードバック音を起こしやすくなります。
これを防ぐため、硬めの木材・厚めの板材・太いブレーシング(力木)などを用いてボディの過剰な振動を抑える設計が施されることがあります。
その結果、重量がやや増し、生音の音量も抑えめになります。
ただし、この「硬い木材を使う」という設計上の余裕があるからこそ、メイプルなど美しい杢目を持つ木材をトップ材に採用した個性的なモデルが生まれやすいのもエレアコの魅力です。
アリアやアイバニーズなどのブランドからは、アコギではなかなかお目にかかれない素材を使った特徴的なエレアコがリリースされています。
エレアコに内蔵されたプリアンプは、電池(多くは9V角型)で動作します。電池が切れると音が出なくなるため、本番前に必ずチェックする習慣をつけましょう。
電池の持ちはメーカーや使用頻度によって異なりますが、一般的に100〜200時間程度が目安です。
「先週使ったから大丈夫」と油断していると、ステージ本番で無音になるという最悪の事態も起こりえます。
予防策として覚えておきたいのが、保管時はシールドケーブルを必ず抜くこと。
多くのエレアコはジャックにケーブルを挿した状態で電源がオンになる設計のため、ケーブルを挿したまま放置すると電池が急速に消耗します。
スペア電池をギターケースに常備しておくと安心です。
「エレアコとアコギ、結局どっちを買えばいい?」という問いへの答えは、使い方によって変わります。
以下を参考に判断してみてください。
どの用途にも当てはまらないという方は、「見た目が好きかどうか」で決めてしまって問題ありません。愛着のある楽器ほど練習が続くものです。
エレアコとアコギの違いをひととおり見てきましたが、どちらも根本的にはアコギです。これからギターを始める方には、音の良し悪しも弾きやすさも、最初はなかなか分かりにくいもの。
それは弾き続けるうちに分かってくることですから、エレアコでもアコギでも、まずは「見た目が好き!」という直感で選んでしまってください。
ピックアップは後から付けられますし、ボディがやや大きめ・重め・生音が小さめでも、自分が「かっこいい」と思って選んだギターなら、自然と愛着が湧いて練習も楽しくなるものです。
まずは愛着を持てるギターを手に入れて、楽しいギターライフをスタートさせましょう。
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