Bob Dylan(ボブ・ディラン)は’60年代のフォーク・ロック音楽に多大な影響を与えたアメリカのシンガーソングライターです。吟遊詩人という形容がピッタリな彼の歌に込められた詩はメッセージ性や反骨精神に溢れ「世代の代弁者」と称えられることもあります。
「風に吹かれて」、「時代は変る」、「ミスター・タンブリン・マン」、「ライク・ア・ローリング・ストーン」、「見張塔からずっと」、「ノッキンオンへブンズドア」など人々の心を掴んで離さない名曲を数多く産み出しており、フォロワーや彼に影響を受けたことを表明する後続のアーティストが後を絶ちません。1988年にロックの殿堂入りを果たし、現在でもツアーなど精力的におこなっています。
Biography
Bob Dylan – Knockin’ On Heaven’s Door (Unplugged)
1941年5月24日 生 米ミネソタ州ダルース
幼い時からピアノを独学で覚えギターを鳴らし、高校時代にはロカビリーに影響を受けバンドを結成します。
大学に入った彼はエレキギターをアコースティックギターに持ち替え「ボブ・ディラン」として活動開始。後に大学を中退しニューヨークへ向かいコロムビア・レコードに認められ、1962年3月にアルバム『ボブ・ディラン』でレコードデビューを果たします。
1963年5月、セカンド・アルバム『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』リリース。
「風に吹かれて」がヒット。アルバム毎に作風を変え、それによって賛否両論を巻き起こします。1965年から、当時ビートルズのメンバーらと交流があったディランは(ジョージ・ハリスンとは特に仲がよかったそうです)、再びエレキギターを取り入れた作品を連発します。その後も精力的に活動を続け、現在までに様々なミュージシャンとコラボし、カバーされ、愛されています。
使用機材
アコースティックギター
マーティンのOO-17、OO-21、D-18、D28、D41、ギブソンのJ45、J-50、J-200など、現在までに数多く使用しています。
エレキギター
フェンダー・ストラトキャスター、フェンダー・テレキャスターのカスタム、他。
Bob Dylan – Things Have Changed