左から D-13E Retro Walnut(Aging Toner)、DE Retro Plus Granadillo(Aging Toner)、SC-13E Modern Mezcal Burst(Mezcal Burst)、DC-10E Modern Black(Black)
マーチンのギターが欲しい。
でもStandardシリーズのD-18やD-28は、まだちょっと遠い。
そんなときに候補に挙がってくるのが「Roadシリーズ」です。
Roadシリーズは、トップはすべて単板、ブレーシングはスキャロップドX、そして全機がピックアップを搭載したエレアコです。
入門機からのステップアップ、はじめてのマーチン、ステージで使える一本、このどれにも応えるラインナップが用意されています。
今回は、このマーチン「Roadシリーズ」に注目していきましょう。
MENU
Roadシリーズって何?
Roadシリーズのラインナップ
Roadシリーズって何?
マーチンには、Standard、X、Road、Modern Deluxe、Junior、Authentic、15、16といったシリーズが並んでいます。
その中でRoadシリーズは、XシリーズとStandardシリーズの間を埋めるシリーズ として位置づけられています。
製造はメキシコ、ソノラ州ナボホアにあるマーチンの自社工場です。
Standardシリーズ などの上位シリーズはペンシルベニア州ナザレスで作られていますが、Xシリーズ、Backpacker 、Roadシリーズ、Dreadnought Juniorなどはメキシコ工場の担当です。
では、Roadシリーズは初心者向けなのでしょうか。
マーチンが想定しているのは、エントリークラスのギターから持ち替える人、はじめてマーチンを選ぶ人、ステージで使えるエレアコを探している人です。
マーチンのラインナップの入口にあたるシリーズで、ギターを本気で続けようとしている初心者の最初の一本にもなります。
Roadシリーズは何が安いの?
Standardシリーズとの価格差は、製造する工場と、ギターの各部の作り方の違いから生まれています。
D-18やD-28と、Roadシリーズのドレッドノートを並べてみると、その違いがはっきり見えてきます。
項目
Martin Roadシリーズ
Martin Standardシリーズ
ネック接合
モーティス&テノン※SCを除く
ダブテイル・ジョイント
ネック接合の特徴
量産に適した工法
伝統的な工法。製造・組み立てに手間がかかる
ブレーシング
通常位置のスキャロップドXブレーシング
フォワード・シフテッド・ゴールデン・エラ・スキャロップドXブレーシング※ドレッドノート
ナット
コーリアン
牛骨
サドル
TUSQ(タスク)
牛骨
ケース
ソフトシェルケース
ハードケース
塗装
10 Style:サテン仕上げ
グロス仕上げ
塗装による違い
サテン仕上げはグロスより塗装工程が少なく、コストを抑えやすい
工程が多く、仕上げに手間がかかる
一方で、Roadシリーズが削っていない部分もあります。
音の要になるトップ材はすべて単板です。
10・12・13 Retro・Retro Plusは裏・側板まで単板です。
Roadシリーズは、工場の量産体制で作りやすい構造を選び、ナットやサドル、ケースなどに人工素材や軽量のものを採り入れることで、価格を抑えているというわけです。
Roadシリーズの音はどうなの?
Roadシリーズの音を形作っているのは、「単板トップ」と「スキャロップドXブレーシング」です。
トップ材はスプルースまたはサペリの単板で、スキャロップドXブレーシングがクリアさと音量、そしてレスポンスを引き出します。
音のキャラクターは、ボディの形で大きく変わります。
そちらは次の記事で解説しているので読んでみてください。
シリーズ内での方向性もはっきりしています。
Retro は、伝統的なボディ形状に温かくバランスの良いサウンドを合わせた路線です。
Modern は、速弾きしやすいネックとステージ映えするスタイリングで、エレキギターに近い弾き心地を持ちながら、マーチンのトーンを保っています。
Roadシリーズは弾きやすい?
ネックのグリップは「PAプロファイル」です。
丸みのあるモダンな形で、素早いポジション移動と握り心地の良さを両立しています。
10フレットでのネックの厚みは中央で.640インチで、Standardシリーズの「GEモディファイド・ロー・オーバル」の.700インチよりも薄く作られています。
またハイポジションに向かって幅の広がりを抑えてあり、指が動かしやすく、届きやすくなっています。
指板のエッジには、角を落とす「コンフォート・ベベル加工」が施されています。
また弦高やフレットの高さを機械で精密に整えているので、出荷時から弾きやすい状態です。
Pro Tips: Your Road To… Ep. 1 | Electric to Acoustic & Choosing a Guitar That Grows With You マーチンのManufacturing Department ManagerのDave Dollが、SC-13E Modern、D-10E Retro、OMC-10E Modern Burst、000-10E Retro Sapeleを使って、エレキからアコギへの持ち替えとギター選びを解説しています。
Xシリーズとの違い
XシリーズとRoadシリーズは、どちらもメキシコ工場製です。
ネック接合のモーティス&テノン、スキャロップドXブレーシング、PAプロファイルのネック、ハイパフォーマンス・テーパー、コーリアンのナット、タスクのサドル、ソフトシェルケースまで、基本的な設計の多くを共有しています。
項目
Martin Xシリーズ
Martin Roadシリーズ
トップ材
D-X1E:HPL D-X2E:スプルース単板
すべて単板
バック&サイド
HPL
大半のモデルが単板 13 Modernはコア材ファインベニア(合板)
HPLの使用箇所
ボディのトップ、またはバック&サイドに使用
主にヘッドプレートに使用 10・12・13の多くはブラジリアン・ローズウッド柄
HPLの性質
紙と樹脂を高圧で固めた複合材。木材ではない
ボディには基本的に使用せず、音に関わる部分は木材で構成
ネック材
D-X2E:セレクト・ハードウッド D-X1E:バーチ合板
木材を使用
指板・ブリッジ
D-X2E:セレクト・ハードウッド D-X1E:リッチライト
木材を使用
ピックアップ
D-X2E:Martin E-1
Martin E1 上位モデル:L.R. Baggs Element
塗装
D-X2E:トップ・バック&サイドともにサテン仕上げ
10 Style:サテン仕上げ 12・13・Retro Plus:グロス仕上げ
ボディ材の特徴
HPLを採用することで、木材の使用量を抑えた構成
トップはすべて単板。バック&サイドも大半が単板で、より木材を主体とした構成
大きな違いはボディの材です。
これに対してRoadシリーズは、トップがすべて単板で、裏・側板も大半のモデルが単板です。
ピックアップはRoadシリーズはMartin E1か、上位機種ではLRバッグスのElementを搭載しています。
2026年モデルで何が変わった?
2026年1月14日、マーチンは2026 NAMM Showに先立って、刷新されたRoadシリーズを発表しました。
発表時のラインナップは全20モデルで、そのうち18モデルが新規または刷新です。
マーチン自身が、ここ数年でもっとも大きなRoadシリーズのアップデートと位置づけています。
大きな変更は、ラインナップを「Retro」と「Modern」の二つの路線に再編したことです。
Retroはドレッドノートと000という伝統的なボディ、Modernは、DC/OMC/GPC/SCのカッタウェイ・ボディです。
これにあわせてモデル名の末尾にRetro/Modernが付き、2025年の「D-12E」は「D-12E Retro」に、「SC-13E」は「SC-13E Modern」になりました。
10 / 12 / 13 / Retro Plus の違い
2026年モデルでは、各モデルが10/12/13/Retro Plusの四つのスタイルに整理されました。
それぞれのスタイルは、マーチンの伝統的なモデルの番号をお手本にしています。
10スタイル は、Style 15をお手本にしたスタイルです。
トップはスプルースまたはサペリの単板、裏・側板はサペリ単板で、サテン仕上げです。
ピックアップはMartin E1です。
ロゼッタはシングルリング、バインディングは黒(サペリトップ機はバインディングなし)です。
12スタイル は、Style 18をお手本にしたスタイルです。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板で、全面グロス仕上げです。
ロゼッタはOld Style 18で、ピックアップはMartin E1です。
13スタイル は、Style 28をお手本にしたスタイルです。
トップはスプルース単板で、裏・側板はRetroがブラックウォルナット単板、Modernがコア材のファインベニアです。
グロス仕上げで、バインディングは白です。
ピックアップはMartin E1ですが、SC-13EのみLRバッグスのElementを搭載しています。
Retro Plus は、12スタイルと13スタイルをさらに格上げしたスタイルです。
トップはトリファイド・スプルース単板、裏・側板はマホガニーまたはグラナディロの単板で、グロス仕上げです。
ピックアップはLRバッグスのElementです。
Behind the Design: The Refreshed Road Series マーチンのProduct Management DirectorのJoey Osisekと、International Instrument Design ManagerのRameen Shayeganが、刷新されたRoadシリーズの設計を語っています。
Roadシリーズのラインナップ
では、Roadシリーズのラインナップをチェックしていきましょう。
現行のRoadシリーズは、シグネチャーモデルを含めて23モデルです。
全機が単板トップ、スキャロップドXブレーシング(SCはトーン・テンションX)、ナット幅1 3/4インチ、ソフトシェルケース付属という仕様を共通しています。
ドレッドノート(D)
D-10E Retro
Aging Toner
D-10E Retroは、Roadシリーズのドレッドノートの基本となるモデル です。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板、サテン仕上げで、指板はエボニーです。
ピックアップはMartin E1を搭載しています。
同じドレッドノートの12・13とは、サテン仕上げとシンプルな装飾で違いがあります。
大きな音量、力強い低音、ダイナミックな鳴りが持ち味で、フォークやカントリーのストロークに向いています。
D-10E Retro Sapele
Dark Mahogany
D-10E Retro Sapeleは、ボディをすべてサペリ単板で作ったドレッドノート です。
トップ・裏・側板ともサペリ単板、サテン仕上げで、指板とブリッジはセレクト・ハードウッドです。
ブリッジピンはエボニーで、ピックアップはMartin E1です。
スプルーストップのD-10E Retroに対して、こちらはトップまでサペリです。
力強い低音を持ちながらバランスのとれたトーンが特徴で、弾き語りに向いています。
D-12E Retro
Aging Toner
D-12E Retroは、Style 18をお手本にしたドレッドノート です。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板で、全面グロス仕上げです。
装飾はStyle 18で、ピックアップはMartin E1です。
D-10E Retroとの違いは、全面グロス仕上げと、Style 18の装飾です。
大きな音量と力強い低音が特徴で、トラディショナルなストローク、ブルーグラスでのバッキングなどに向いています。
D-13E Retro Walnut
Aging Toner
D-13E Retro Walnutは、Style 28をお手本にしたドレッドノート です。
トップはスプルース単板、裏・側板はブラックウォルナット単板、グロス仕上げで、Style 28の装飾が施されています。
ピックアップはMartin E1です。
12スタイルとは、裏・側板のブラックウォルナットと、白いバインディングを含むStyle 28の装飾で違いがあります。
豊かなサステイン、力強い低音、クリアでバランスの良いトーンを持ち、コードを伸ばしてじっくり聴かせる弾き語りに向いています。
DE Retro Plus Mahogany
Aging Toner
DE Retro Plus Mahoganyは、Retro Plusのドレッドノートで、Style 18をお手本にしたモデルです。
トップはトリファイド・スプルース単板、裏・側板はマホガニー単板、装飾はStyle 18で、ピックアップはLRバッグスのElementです。
D-12E Retroとの違いは、トリファイド・トップと、裏・側板のマホガニーです。
最初のストロークから、弾き込まれたヴィンテージ楽器のような豊かな鳴りが得られます。
ライブでもヴィンテージの雰囲気を持ち込みたい、フォークやアメリカーナのプレイヤーにぴったりです。
DE Retro Plus Granadillo
Aging Toner
DE Retro Plus Granadilloは、Retro Plusのドレッドノートで、Style 28をお手本にしたモデルです。
トップはトリファイド・スプルース単板、裏・側板はグラナディロ単板、装飾はStyle 28で、ピックアップはLRバッグスのElementです。
Mahoganyとの違いは、裏・側板のグラナディロと、Style 28の装飾です。
力強い低音、クリアな高音、長く豊かなサステインを持ち、Roadシリーズのドレッドノートでは最上位 にあたります。
ドレッドノート・カッタウェイ(DC)
DC-10E Modern Black
Black
DC-10E Modern Blackは、Modern路線のドレッドノート・カッタウェイです。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板、サテン仕上げです。
バインディング、ペグ、ピックガードまで黒で統一されていて、ナットとサドルも黒です。
ピックアップはMartin E1です。
Retroのドレッドノートとの違いは、カッタウェイと黒一色の外観です。
パンチのある中域、クリアな高音、低域のパワーを持っています。
ステージで映える見た目と、ドレッドノートの迫力を両方欲しいライブ志向の人に向いています。
DC-13E Modern
Natural
DC-13E Modernは、13スタイルのドレッドノート・カッタウェイです。
トップはスプルース単板、裏・側板はコア材のファインベニア、グロス仕上げです。
ペグはRatioのスケルトン・オープンギアで、ピックアップはMartin E1です。
DC-10E Modern Blackとの違いは、コア材の裏・側板と、グロス仕上げです。
クリアでバランスの良いトーンに、きらびやかな高音と、長く均一なサステインが加わります。
000(オーディトリアム)
000-10E Retro
Aging Toner
000-10E Retroは、Roadシリーズの000の基本となるモデル です。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板、サテン仕上げで、指板はエボニーです。
スケールは24.9インチで、ピックアップはMartin E1です。
ドレッドノートのD-10E Retroとの違いは、ボディの小ささと短いスケールです。
パンチのある中域、歯切れの良い高音、6本の弦すべてがはっきりと鳴るバランスを持っています。
抱えやすいサイズで、弾き語りに向いています。
000-10E Retro Sapele
Dark Mahogany
000-10E Retro Sapeleは、ボディをすべてサペリ単板で作った000 です。
サテン仕上げで、指板とブリッジはセレクト・ハードウッド、ピックアップはMartin E1です。
000-10E Retroとの違いは、トップまでサペリという点です。
パンチのある中域と、温かくバランスのとれたトーンが特徴です。
000-12E Retro
Aging Toner
000-12E Retroは、Style 18をお手本にした000 です。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板で、全面グロス仕上げ、装飾はStyle 18です。
ピックアップはMartin E1です。
000-10E Retroとの違いは、グロス仕上げとStyle 18の装飾です。
スキャロップドXブレーシングが、明瞭さと音量、そしてレスポンスを引き出しています。
000の扱いやすさと、伝統的な18スタイルの見た目を両方求めるシンガーソングライターに向いています。
000-13E Retro Walnut
Aging Toner
000-13E Retro Walnutは、Style 28をお手本にした000 です。
トップはスプルース単板、裏・側板はブラックウォルナット単板、グロス仕上げで、装飾はStyle 28です。
ピックアップはMartin E1です。
000-12E Retroとの違いは、ブラックウォルナットの裏・側板とStyle 28の装飾です。
音の輪郭がはっきりしていて、豊かなサステインと温かい中域を持っています。
弾き語りで歌を聴かせるシンガーソングライターに向いています。
000E Retro Plus Mahogany
Aging Toner
000E Retro Plus Mahoganyは、Retro Plusの000で、Style 18をお手本にしたモデルです。
トップはトリファイド・スプルース単板、裏・側板はマホガニー単板で、ピックアップはLRバッグスのElementです。
000-12E Retroとの違いは、トリファイド・トップとマホガニーの裏・側板です。
000の抱えやすさに、弾き込まれたような鳴りを求める人に向いています。
000E Retro Plus Granadillo
Aging Toner
000E Retro Plus Granadilloは、Retro Plusの000で、Style 28をお手本にしたモデルです。
トップはトリファイド・スプルース単板、裏・側板はグラナディロ単板で、ピックアップはLRバッグスのElementです。
Mahoganyとの違いは、グラナディロの裏・側板とStyle 28の装飾です。
豊かなサステインときらびやかな高音、6本の弦すべてでバランスのとれたトーンを持ち、Roadシリーズの000では最上位 にあたります。
000-10E Shawn Mendes
Antique Toner
000-10E Shawn Mendesは、シンガーソングライターのショーン・メンデスのシグネチャーモデルです。
メンデスがブルックリンのギター店で見つけた1920年代のマーチン(0-42)と、それを元にマーチンが作ったステージ用ギターがお手本になっています。
トップはFSC認証のスプルース単板、裏・側板はFSC認証のサペリ単板で、サテン仕上げです。
インレイにはイーグルがあしらわれ、ブリッジはRoadシリーズで初めてのストレートライン・ピラミッド・ブリッジです。
ピックアップはMartin E1です。
000-10E Retroとの違いは、この特別なインレイとブリッジです。
メンデス本人は、もう一本のシグネチャーよりも手に入れやすいモデルでありながら、美しく贅沢に弾けて、とても良い音がすると語っています。
発売にあわせて、マーチンはShawn Mendes Foundationを支援しています。
Made For The Song: Shawn Mendes & His New Signature Martins シンガーソングライターのショーン・メンデスが、自身のシグネチャーモデルを紹介しています。
OMカッタウェイ(OMC)
OMC-10E Modern Burst
1935 Sunburst
OMC-10E Modern Burstは、Modern路線のOMカッタウェイです。
トップはスプルース単板で、1935サンバーストで塗装されています。
裏・側板はサペリ単板、サテン仕上げで、スケールは25.4インチ、ピックアップはMartin E1です。
000モデルとの違いは、24.9インチより長い25.4インチのスケールです。
長いスケールが、音の通りとクリアさを増しています。
フィンガースタイルでもリードでも、一音一音をくっきり響かせたい人に向いています。
グランド・パフォーマンス・カッタウェイ(GPC)
GPC-13E Modern
Natural
GPC-13E Modernは、Roadシリーズでただ一つのグランド・パフォーマンス・カッタウェイです。
トップはスプルース単板、裏・側板はコア材のファインベニア、グロス仕上げで、ピックアップはMartin E1です。
SC-13E Modernとは、ボディの形に加えて、PAプロファイルのネック、モーティス&テノンのネック接合、Martin E1のピックアップが違います。
小ぶりなボディに比べて低音にゆとりがあり、よく通るバランスの良い音を持っています。
ジャンルを横断して弾くプレイヤーや、ライブで一本に任せたい人にぴったりです。
SC
SCは、全機が13フレット接合で、トーン・テンションXブレーシングを採用しています。
トーン・テンションXは、Xブレースの高音弦側をスキャロップし、トーンバーはスキャロップしない構造です。
SC-10E Modern
Natural
SC-10E Modernは、SCの基本となるモデル です。
トップはスプルース単板、裏・側板はサペリ単板、サテン仕上げです。
ネック接合はシュア・アライン、ネックのグリップはロー・プロファイル・ベロシティで、ピックアップはMartin E1です。
パンチのある中域、クリーンな高音、クリアな音の通りを持っています。
エレキギターからの持ち替えで、ハイポジションまで弾き込みたい人に向いています。
SC-10E Modern Sapele
Dark Mahogany
SC-10E Modern Sapeleは、ボディをすべてサペリ単板で作ったSC です。
サテン仕上げで、ピックアップはMartin E1です。
SC-10E Modernとの違いは、トップまでサペリという点です。
豊かな中域、軽やかな高音、そこにほんのりと高域のきらめきが加わります。
SC-10E Modernと同じく、エレキギターから持ち替えるプレイヤーに向いています。
SC-13E Modern
Natural
SC-13E Modernは、13スタイルのSC です。
トップはスプルース単板、裏・側板はコア材のファインベニア、グロス仕上げです。
指板にはジリコテのドット・インレイがあしらわれ、ピックアップはLRバッグスのElementです。
SC-10E Modernとの違いは、コア材の裏・側板、グロス仕上げ、そしてLRバッグスのピックアップです。
豊かな中域、なめらかな高音、長いサステインを持つ、バランスの良いトーンです。
リードを弾くプレイヤーや、ステージで弾くことの多い人に向いています。
SC-13E Modern Mezcal Burst
Mezcal Burst
SC-13E Modern Mezcal Burstは、SC-13E Modernのトップをサンバーストにしたモデル です。
ピックアップはLRバッグスのElementです。
仕様はSC-13E Modernと同じで、トップの色で選べます。
00・0
00-10E Retro Joe Bonamassa
1937 Joe Bonamassa Sunburst
00-10E Retro Joe Bonamassaは、ブルースロックのギタリスト、ジョー・ボナマッサのシグネチャーモデルです。
ボナマッサが所有する1937年製00-18(シェードトップ)のサンバーストと、弾き傷の外観を再現しています。
Meet the NEW 00-18 Joe Bonamassa and 00-10E Retro Joe Bonamassa ブルースロックのギタリストで、ヴィンテージギターのコレクターとしても知られるジョー・ボナマッサが、2本のシグネチャーモデルを紹介しています。
0-10E Retro Jason Isbell
Dark Mahogany
0-10E Retro Jason Isbellは、グラミー賞を6回受賞したシンガーソングライター、ジェイソン・イズベルのシグネチャーモデルです。
アルバム『Foxes in the Snow』の全曲で使った、1940年製の0-17がお手本になっています。
トップ・裏・側板はすべてマホガニー単板、サテン仕上げで、指板とブリッジはイーストインディアン・ローズウッドです。
インレイはStyle 17で、ピックアップはMartin E1です。
Roadシリーズで唯一のオールマホガニーで、0ボディという小ささがほかのモデルとの違いです。
Meet the 0-17 Jason Isbell and 0-10E Retro Jason Isbell グラミー賞を6回受賞した北アラバマ出身のシンガーソングライター、ジェイソン・イズベルが、2本のシグネチャーモデルを紹介しています。
以上、マーチン「Roadシリーズ」をチェックしていきました。
手の届く価格に収めながら、マーチンらしいトーンを届ける。
入門機を卒業して、はじめて自分のマーチンを手にする人。
部屋での弾き語りから、はじめてのステージへ踏み出そうとしている人。
Roadシリーズは、そんな人の次の一歩のために用意されたギターです。