カーターファミリー・ピッキング[記事公開日]2015年4月13日
[最終更新日]2021年06月18日

カーターファミリーピッキング奏法は、フォークソングの弾き語りには欠かせない、カントリー・ミュージック調の曲でみられるギター奏法の一つです。
右手親指(もしくはピック)で1~3弦の低音弦をつまびき、人差し指で、4~6弦までの高音弦を指ストロークで弾きます。

1927年から1943年にかけて活動したカントリー・バンド「カーター・ファミリー」のメンバーであるメイベル・アディントン・カーターが編み出した奏法で、それが由来となり”カーターファミリーピッキング”と呼ばれるようになりました。現在ではスタンダードな奏法ですが、当時としては大変革新的な演奏方法でした。(メイベル・カーターのの次女であるジューン・カーターはジョニー・キャッシュの妻)