アコースティックギター初心者向け入門講座

アコギ弦の種類、弦の張り方・交換方法

たとえばソロギターで延々と主旋律を奏でる場合と、ボーカルを支えるバッキング的なフレーズを弾く場合と、演奏の特性に合わせて弦を変えるといい場合があります。ですが基本的には「弦の太さ」と「弦の材質」を基準に、自分にあった最適な弦を選ぶとよいでしょう。

アコギ弦の太さ

エレキギター弦の標準サイズであるライトゲージは1弦が .010 から始まるのに対して、アコースティックギター弦のライトゲージの1弦は .012 からはじまるなど、エレキギターよりもひと回り太いのがアコースティックギター弦の特徴です。

弦は太ければ太いほど押さえるのに力が必要です。そのためアコギをはじめたばかりの初心者の人は、押弦の際に指が痛いと感じやすいかもしれません。
まずはライトゲージではじめるといいと思いますが、押さえにくい/指が痛くて押さえるのがつらい、と感じる場合はライトゲージの中でも細い弦のセットのもの、エクストラ・ライト・ゲージのセット弦を用意すると良いでしょう。

アコギ弦の材質

次にアコースティックギター弦に用いられる材質について、紹介したいと思います。

ブロンズ弦

アコギに使われている最も一般的な弦。銅とスズからなる金色の合金で、きらびやかな音色が特徴です。スズの量が増えるとより一層煌びやかさが際立ちます。

フォスファーブロンズ弦

ブロンズ弦よりも”リン”の成分が多く含まれている銅色の弦で、ブロンズ弦より音色はさらに煌びやかで、かつ長持ちするのが特徴です。

コンパウンド弦

やわらかく押さえやすい弦です。

シルク・スティール

芯弦にシルクまたはナイロン繊維を巻き付け、その上に銅に銀メッキした巻弦を巻き付けた弦です。

ナイロン弦

クラシックギターやフラメンコギターなどのガットギター専用弦。暖かみのあるふくよかな音色。

コーティング弦

表面に特殊なコーティングが施された弦。サビ・汚れに耐性があり長期に渡って劣化しない丈夫な弦です。

アコギ用ギター弦を扱う主なブランド

エレキギターの弦を製造するブランドが同様にアコースティックギター弦の製造も行っていますが、アコースティックギター用の弦の定番と言えばマーチンでしょう。

マーチン(Martin)

Martinのアコースティックギター弦

ゲージ : 012・016・025・032・042・054
弦の種類 : ブロンズ弦
コード・ストロークからフィンガー・ピッキングまで幅広く対応した、最もスタンダードなモデル。価格も安く初心者にもオススメできる弦です。ナチュラルでいわゆるアコギらしい中音域が膨らむ暖かい音が特徴。

ヤマハ(YAMAHA)

YAMAHAのアコースティックギター弦

ゲージ : .011.014.020.027.036.047
弦の種類 : コンバウンド弦
ソフトな弾き心地で暖かみのあるサウンド。フィンガー・ピッキング用。

アーニーボール(Ernie Ball)

Ernie Ballのアコースティックギター弦

ゲージ : 11-15-22-30-42-52
弦の種類 : コーティング弦
明るくしなやかで輪郭のある乾いた音の印象。高音の伸びも良いがしっかり芯もある。アーニーボール独自の技術によってプロテクティブ・コーティングされたワンド弦とプレーン弦は、汚れや汗による腐食、錆びに対してとても強く永い寿命を実現しました。従来の弦と比較しても全く違和感のない弾き心地です。

エリクサー(Elixir)

Elixirのアコースティックギター弦

ゲージ : 013・017・026・035・045・056
弦の種類 : ブロンズ弦
極薄のポリマーによって弦をすっぽりコーティングされた弦は、ギラギラとして輪郭があり高音域の伸び・中音のサスティーンも豊富。ギターの個性が出にくいですが、安いギターでも高級感ある響きを得ることができます。

ダダリオ(D’Addario)

D'Addarioのアコースティックギター弦

ゲージ :.012 .016.024 .032 .042 .053
弦の種類 : フォスファーブロンズ弦
世界で初めてリン(燐)を少量配合したブロンズ合金のフォスファー・ブロンズ弦。音質は、豊かな深みのある低音、クリアで明るい高音、そして優れたサスティンが支持され、世界中のトップ・プロによってステージやスタジオで広く使われています。

アコギ弦の張り替え方法

アコースティックギター弦の交換方法はエレキギターの場合とほぼ同じなので、ここでは特にヘッドの形状が近いレスポールの交換方法についての動画を紹介します。

より詳しくはこちらから↓

ギター弦の巻き方/交換方法 – エレキギター博士