サウンドメッセ2017取材レポート!《アコースティック編》[記事公開日]2017年5月12日
[最終更新日]2022年03月31日

MARTIN

MARTINブース

MARTINブース2 MARTINブース:非常に華やかな雰囲気、和のテイストが織り交ぜられているのも伺える

アコギの元祖「MARTIN(マーチン)」のブースでは、グレードの高いギターがずらりと並べられていました。ヴィンテージスタイルのモデルが依然として人気だが、その中でも最近ではピックアップを備えたモデルに支持が集まっているのだとか。

Martin D-28 1941

新品ながら貫禄充分の「Martin D-28オーセンティック1941」。展示会に出展している品なのでコレも試奏していいのですが、これほどのものだとちょっと尻込みしてしまいます。

Martin 2017

近世風のメルヘンを感じさせる、歯車デザインのスペシャルモデル。展示目的のものではなく、すでに買い手がついているとのこと。プライスカードは付いていませんでしたが、いったいいくらするのやら。

Martin ブースのデモ演奏

プロミュージシャンによるデモ演奏では、心地よいマーチンサウンドが堪能できました。お互いに邪魔にならないよう、ブースごとに時間を決めているそうです。

YAMAHA

YAMAHAブース

群を抜いたサウンド解析技術やデジタルシミュレーション技術を武器に、驚愕の開発力を誇る最大手「YAMAHA」。新しいエレアコ「Aシリーズ」では、「A3」以上のグレードに木材を成長させる「ARE」処理が施されて生の音質を向上、カッタウェイ部分の裏板ブレーシングを短くするなど構造も磨き上げ、さらに高品質なマイク録りを再現する「SRTピックアップシステム」を装備し、ピュアなアコースティックサウンドをライン出力します。

YAMAHA LLシリーズ

ヤマハのファンならば憧れずにはおれない、定番機種「LL」の上位モデル。堂々としたたたずまいです。

トランスアコースティック

トランスアコースティック・ノブ

「生音としてエフェクト音が出る」という理解しがたいテクノロジー「トランスアコースティック」は、ピアノ開発で培ったノウハウをギターに応用しています。売れ行きが好調すぎて「供給が全然追い付いていない」とのことでしたが、ここではリリース予定のサンバーストカラーを含む4本が展示。楽器本体からリヴァーブとコーラスが出るのは、まったく新しい感触です。ありがたいことに、エレアコとして使用する時にもエフェクトは有効です。

YAMAHAの女性アーティスト

ヤマハを愛用する女性アーティストの展示も。今や女性のギター人口は、男性を凌ぐほどになっています。