パラマウント・シリーズの中でも最高峰のモデル「MADE IN JAPAN PM-4CE AUDITORIUM CUSTOM」
「パラマウント・シリーズ」は、「最高(Paramount)」の名に恥じない最高グレードです。
といったところに共通点があり、ボディ形状と使用する木材でバリエーションが付けられています。
「PM-1スタンダード」は、ボディ&ネックをマホガニーで統一したドレッドノートです。最高グレード第一番の標準機にオールマホガニーを持ってくるあたり、この仕様に対するフェンダーの意気込みが伝わってきます。指板とブリッジはローズウッドで、ナット/サドルは骨、ブリッジピンにはエボニーが使用され、左用もリリースされています。
PM-1 ALL-MAHOGANYを…
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Daniel Caesar Performs “Get You” | Here For The Music | Fender
オールマホガニーのドレッドノートで歌うダニエル・カエサル氏。音の美しさはもちろんですが、このようなシチュエーションでライブするのは憧れますね。
「PM-1リミテッド」は、雄大な鳴りが得られるアディロンダックスプルースをトップに、希少なローズウッドをサイド&バックに採用した上位モデルで、マホガニーネック、エボニー指板&ブリッジと相まってマーチン代表機種「D-28」と同じ木材構成です。このモデルのみ専用の指板インレイが採用され、またラッカー塗装が施されており、美しいたたずまいになっています。
PM-1 ROSEWOODを…
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Introducing the Fender Paramount PM-1 Limited Rosewood | Fender
美しいルックスに、どっしりとした太い音。ぜいたくな仕様で20万円を切るコストパフォーマンスも魅力の一つです。
「PM-2E」は、小型のパーラー・スタイルボディに24.75インチ(ギブソンスケール)のネックを挿した、抱えやすいモデルです。鈍く光る「オープンポア塗装」と「スロッテド・ヘッド」と呼ばれるクラシックギターに見られるヘッド形状により、独特の落ち着いた雰囲気が演出されています。
「PM-2」は、パーラー・スタイルのプリアンプ非搭載機です。プリアンプ/ピックアップを持たないいわゆる「生ギター」は、そのまま使ってももちろんですが、好みの電気系を載せられます。「PM-2E」「PM-2」ともにオールマホガニーモデルで、本体の仕様は共通しています。
PM-2 PARLOR ALL-MAHOGANYを…
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Stereo Honey Perform “What Makes A Man” | The Great Escape Festival 2018 | Fender
幻想的な演奏ですね。二人のギターでカポの位置を変えて役割を分担するのは、ツインギターのアレンジでは重要なテクニックです。また、PM-2Eを演奏するピート・レストリック氏が使用しているストラップがアーニーボールの「ポリプロ(黒は¥500くらい)」だという点もポイントです。アーティストだからといって、高級なものばかり使っているわけではありません。
「PM-3 トリプル0」は、ドレッドノートと比べるとやや小さめの「トリプルオー・ボディ」を採用したモデルです。オールマホガニー仕様で電機系は非搭載ですが、カッタウェイが備わっておりハイポジションの演奏性が上げられています。フェンダー・アコースティックではカッタウェイと電機系がセットのような扱いですから、本機は異色の存在だと言えます。逆に、後から好みのプリアンプを載せて、エレアコとして完成させるためのギターだとも言えるでしょう。
PM-3 Triple-0 ALL-MAHOGANYを…
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「PM-4C」は、ドレッドノート並のサイズ感を持つ「オーディトリアム・ボディ」を単板シトカスプルーストップ、単板マホガニーバック&サイドで仕上げたギターです。指板とブリッジにはオバンコールが採用されており、新しい雰囲気を帯びています。リッチでメリハリのあるサウンドは、ライブでも録音でも頼りになります。
PM-4CE AUDITORIUM LIMITEDを…
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「メイドイン・ジャパンPM-4」は、25本限定でハンドメイドされた最高グレードのアコギです。完成してから1ヶ月寝かせ、温度/湿度など環境になじませてから出荷されるという、最高グレードの名に恥じぬ念の入れようです。スキャロップド・ブレーシングを共通仕様とするパラマウント・シリーズにおいて、この日本製PM-4では敢えてスキャロップしない部分を設けて鳴りを方向付けし、力強くもきらびやかなサウンドを作っています。スリムなネックグリップは、エレキギターからの持ち替えがスムーズです。
MADE IN JAPAN PM-4CE AUDITORIUM CUSTOM
上:PM-TE TRAVEL STANDARD
下:PM-TE TRAVEL ALL-MAHOGANY
「PM-TE」は弦長23.5インチのトラベルギターですが、総単板のボディに電機系も装備しており、メイン機としてじゅうぶん起用できるポテンシャルを持っています。「スタンダード」は単板のシトカスプルースが、「オールマホガニー」では単板のマホガニーがボディトップに使用され、同じ価格になっています。いずれも指板とブリッジにはオバンコールが使用されており、独特の雰囲気を帯びています。
PM-TE TRAVELギターを…
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「クラシックデザイン・シリーズ」は、オーソドックスなスタイルを踏まえたスタンダードモデルです。ボディトップを単板にしている機種がほとんどですが、サイドとバックは合板なので頑丈です。また、指板のエッジを丸く整えた「Easy-to-Play(弾きやすい)」ネックがほぼ全機種で採用されています。「140」と「60」の二つのグレードがありますが、そのグレードごとにラインナップをチェックしていきましょう。
Fender Classic Design Series | In-Depth Look with Patrick Matera | Fender
CC-140SCEをメインに演奏していますが、2分50秒辺りでCD-60Sに持ち替えています。CC(コンサート)とCD(ドレッドノート)のサイズ感がよくわかりますね。
「140」は、クラシックデザイン・シリーズの上位モデルで、
という共通点があります。
左から:CD-140SCE x2機種、CC-140SCE x2機種、CN-140SCE x2機種、CT-140SE x2機種
こちらの4機種が基本モデルで、特にボディのサイズや形状の違いで個性が異なります。
CD-140SCEを…
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CD-140SCE 12-String
CD-140SCE ALL-MAHOGANY
人気のドレッドノートタイプからは、12弦版とオールマホガニーの2機種が派生しています。以上6機種が全て同じ価格に設定されているのもポイントで、予算が決まったら純粋に好みや目的だけで選ぶことができます。
「60」はクラシックデザイン・シリーズの標準機で、マホガニー合板サイド&バックのボディを共通点として多くのバリエーションがあります。
モデル名 | タイプ | 内容 |
CD-60S | ドレッドノート | シンプルなアコギ。左用(LH)あり。 |
CD-60SCE | ドレッドノート | エレアコ。左用(LH)あり。 |
CD-60S ALL MAHOGANY | ドレッドノート | オールマホガニー |
CD-60SCE ALL MAHOGANY | ドレッドノート | オールマホガニー、エレアコ |
CD-60SCE 12-STRING | ドレッドノート | 12弦、エレアコ |
CC-60S | コンサート | シンプルなアコギ。左用(LH)あり。 |
CC-60SCE | コンサート | エレアコ左用(LH)あり。 |
CP-60S | パーラー | シンプルなアコギ |
CT-60S | トラベル | シンプルかつちいさめのギター |
CN-60S | ガット | シンプルなガットギター |
表:クラシックデザイン・シリーズの「60」
「CD-60S」シリーズのドレッドノート
左から:CD-60S、CD-60SCE、CD-60S ALL MAHOGANY、CD-60SCE ALL MAHOGANY、CD-60SCE 12-STRING
その他「60」のラインナップ
左から:CC-60S、CC-60SCE、CP-60S、CT-60S、CN-60S
CD-60Sを…
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Californiaシリーズでは、フェンダー・ストラトキャスターと同様の見慣れた6連ヘッドが採用されている。
「カリフォルニア・シリーズ」は、エレキギターで名を馳せたフェンダーらしいスタイルのラインナップです。
を特徴とし、アコースティック専門ブランドではなかなかできなかった、個性的なモデル展開をしています。
The Regrettes Perform “Seashore” | Fender
目のやり場に困る動画ですが、ロックバンドではやはり真っ黒い楽器は必須アイテムではないでしょうか。また、フェンダーはアコギとテレキャスターの相性が良好だと考えているようで、フェンダーのYoutubeチャンネルでは、アコギに合わせるエレキギターにテレキャスターが選ばれていることが多いようです。
カリフォルニア・シリーズの中心となっている以上の3機種は、「クラシック」、「スペシャル」、「プレイヤー」という3つのグレードでカラフルなラインナップを構成しています。では、グレードごとに特徴を追ってみましょう。
左から:MALIBU CLASSIC x2カラー、NEWPORTER CLASSIC x2カラー、REDONDO CLASSIC x2カラー
「クラシック」モデルは、
という仕様です。「総単板」という意味では、最上位機種「パラマウント」シリーズに匹敵するポテンシャルを持っており、プリアンプも共通です。
MALIBUシリーズを…
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California Series Classic Guitars with Aaron Lee Tasjan | Fender
ガンガン鳴っているのが、動画でも分かりますね。10万円近辺からのアコギではことさらにトップ面の整然と並ぶ木目を誇示したがるものですが、そこを塗りつぶしてマッチングヘッドにする思い切った意匠はいかにもフェンダーらしく、すがすがしく感じさせられます。
左から:MALIBU SPECIAL、NEWPORTER SPECIAL、REDONDO SPECIAL
「スペシャル」モデルは、
という仕様です。「クラシック」モデルとの違いは、「裏側が塗りつぶし」だという以外ありません。品質に問題はないが、木目がイマイチな木材を優先的に使用しているということだろうと推察できますが、そのためコストパフォーマンスはかなり良好です。
NEWPORTERシリーズを…
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California Series Special Guitars with Aaron Lee Tasjan | Fender Acoustics | Fender
最上位「クラシック」と全く遜色ない鳴り方だというのが、動画でも伝わってきます。総単板でのこのコストパフォーマンスは、かなり魅力的です。
NEWPORTER PLAYER
REDONDO PLAYER
「プレイヤー」モデルは、
という仕様です。合板のボディは鳴りがタイトで、エレアコに向いていると言えるでしょう。また指板とブリッジにローズやエボニー以外の木材を採用するのは、アコースティックの分野ではチャレンジャーであるフェンダーらしい選択です。
REDONDOシリーズを…
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California Series Player Guitars with Angela Petrilli | Fender
「クラシック」や「スペシャル」と比べるとタイトに引き締まった鳴り方です。価格差こそあれ、こっちの方が好き、という人も多いことでしょう。
フェンダーは1960年代、アコースティック市場に挑んだことがあります。当時のモデルは「アコギのボディにストラトのネックをネジ留めする」という大胆なものでした。その歴史を踏まえたメイプルネックのギターが「ソノラン(SONORAN)です。ドレッドノートスタイルのエレアコと、4分の3サイズのミニギターがリリースされています。
アーティストモデルは2機種リリースされています。いずれもアコースティック専門ではなく日頃エレキギターをガンガン鳴らしているハードコア/パンクのアーティストである、というところがちょっとしたポイントです。
「アルカライントリオ・マリブ」は、カリフォルニア・シリーズ「マリブ」をベースに、オールマホガニーボディにストラトのメイプルネックをセットインしたギターです。サウンドホールのデザインはメンバーのアイディアで、ロック的な独特の雰囲気を持っています。
Alkaline Trio – “Blue In The Face” (Full Album Stream)
20年以上のキャリアを持つ「アルカライン・トリオ」は、シカゴのハードコア/パンクシーンにおける重要なバンドです。楽曲は恋愛をテーマにしたものばかりでなく、時にはアルコール依存症や鬱などネガティブなテーマを選ぶこともあります。
パンクの大御所ランシドに所属するティム・アームストロング氏のシグネイチャーモデルは、オールマホガニーのボディにメイプルネックを挿したエレアコになっています。指板やヘッドのインレイに個性が反映され、ブリッジはネジで補強されています。左利きのご本人がわざわざ右用を使用することもあるようですが、左用もリリースされています。
She’s Drunk All The Time – Tim Timebomb and Friends
「Tim Timebomb and Friends」は、ティム・アームストロング氏のサイドプロジェクトです。2012年10月29日から1年間、毎日一曲ずつネット上にシングルをリリースという離れ業をやってのけました。ティム氏は自分用の左用ギターがリリースされているにもかかわらず、わざわざ右用を使っていますね。
「フェンダー・オルタネーティブ」は、ボディをオール合板にして価格を圧縮したモデルです。頑丈なだけでなく個性や高級感を演出する設計になっており、これからギターを始めようという人にとっては手に入れやすく、また長く愛用できるようになっています。「Viking(ヴァイキング)ブリッジ」と呼ばれる大きめのブリッジが使われているのがポイントです。
4分の3サイズのスチール弦とナイロン弦それぞれのミニギターは、シルキーな感触のサテンフィニッシュ(塗装)で手触りが良く、使い込むほどに表情を変化させていきます。こちらはストラップピンが付いていないので、立って弾きたい場合にはピンを取り付ける必要があります。
ふつうの大きさの「オーディトリアム」、ちょっと小ぶりな「コンサート」二つのエレアコは、フレイムメイプルをトップにあしらい、またサイドとバックにレースウッドを採用するという、アコギでは珍しいモデルです。レースウッドは一目でそれと分かる独特の模様を持ち、マホガニーに近い特性を持っています。べっ甲柄のバインディングも手伝い、価格に見合わないゴージャス感が楽しめます。
「FA-125CE」は、フェンダーの名に恥じぬクオリティで、定番のドレッドノートスタイルで、エレアコで、カッタウェイが付いていて¥2万を下回る、という価格圧縮に成功したモデルです。電気系は当然フィッシュマン社製が使われており、練習の成果を発揮する大切な場面でも安心です。
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